AKA-博田法
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1)痛みの原因は?
痛みの原因を完璧に説明できる人はこの世にまだいないと思います。レントゲンやMRI検査などで写し出される変化が必ずしも痛みの原因につながっていないことは明らかになっています。
たとえば腰痛があり病院を受診したとします。レントゲンを撮って診察を受けて、明らかな異常所見は無いようですが念のため、MRIを撮ってみましょうといわれました。そしてMRIで腰椎椎間板ヘルニアと言われたとします。
このとき腰痛が治っていても、MRIでヘルニアと言われたらどうでしょうか。またはヘルニアと言われたが、腰痛の原因とは断定しにくく様子を見ましょうと言われることもあると思います。このような場合、何が痛みの原因なのでしょうか。MRIでヘルニアを認めても症状の無い人が多くいることはもはや常識となっています。
またレントゲンを撮って、骨に変形がある、年だから仕方ない、直らないと言われたとします。このとき同じような変形があっても痛くない人がいることもまた事実です。
それでは、痛みの本当の原因はいったい何でしょうか?
これにひとつの答えを出してきたのが関節運動学的アプローチ-博田法(AKA-博田法)なのです。すべてではありませんが、痛みの原因を明らかにし、その原因治療を可能にしました。
それだけでなく、治療結果をその場で確認できるようになりました。
2)痛みを直すにはどうしたら
よいのでしょうか?
痛みを直す治療として、痛み止めの薬・シップ・注射・ブロック、電気治療などがあります。痛み止めの薬には副作用として胃潰瘍などの胃腸障害があります。シップにもかぶれが起こることがあります。
注射・ブロックは良く効きそうですが、感染などの問題があるだけでなく、針を刺すときに痛みがあります。
注射やブロックは本当にいい治療法で、多くの患者様に利益をもたらしてきました。
しかし痛みを直すために注射などさらに強い痛みを経験しないといけない、これは患者様にとって大きな苦痛になります。できれば愛護的に、痛くない治療がいいと誰でも思います。
AKAは痛みを感じずに治療できるため、これらの問題を解決してくれると思います。
3)関節運動学的アプローチ-博田法
(AKA-博田法)とは?
AKAはArthrokinematic Approachの略語で、関節の機能障害が原因で起こる痛みを取り除き、関節の運動障害を改善する治療法です。
関節運動学に基づき、関節神経学を考慮して関節面の遊び、関節面の滑り、回転、回旋などの関節包内運動の異常を治療する方法、および関節面の運動を誘導する方法であると定義されています。
非常に難しい定義で、これだけでは全く分からないと思います。
関節運動学とは関節面の動きを研究する学問で、関節包内運動を以下のように分類しています。
関節包内運動=関節面の運動
- 副運動
- 自分で意識して動かすことのできない運動
- 副運動Ⅰ型
- 副運動Ⅱ型
- (関節の遊びとも言われます)
- 構成運動
- 骨の運動によって起きる関節面の運動
AKAではこのうち副運動Ⅱ型と構成運動を利用します。
それではAKAについて具体的に説明していきましょう。AKAは今から約25年前に博田節夫医師が動きにくい関節を無痛で治療するために開発に着手され、その過程で痛みにとても有効であることを発見されました。
そしてその治療手技はどんどん進歩し、現在も進化し続けている治療法で、手で行う徒手医療に分類されています。
博田先生らの研究により関節の痛みの約85%はこの関節機能障害により起こることが分かりました。
関節機能障害をわかりやすく説明すると、仙腸関節(図1)や椎間関節(図2)などの小さな関節の運動(関節包内運動)の障害・制限を関節機能障害といいます。
この関節機能異常が痛みやしびれの原因になっています。
一般に膝や肩など大きな関節だけに目が行きがちですが、痛みの原因の多くは仙腸関節などの小さな関節です。
そして関節はすべてつながってひとつの働きをしています。
これらの関節のひとつでも故障すると痛みなどの様々な症状を起こすのです。そしてこれらを治療する唯一の方法がAKAなのです。
私の師匠で、山口で開業されている池畑孝次郎先生はAKAと出会ったことにより、痛みの原因の説明とその治療がひとつの線で結ばれた、痛みの原因治療が初めて可能になったといっておられますが本当にそのとおりだと思います。
治療について
当院では指導医である院長以外に院長の指導を受けた理学療法士・作業療法士たちと力を合わせて治療しています。
4)AKAの対象疾患は何ですか。
主に腰痛・肩こり・膝や肩など関節の痛みを治療しています。
基本的には関節機能異常が原因で起こっている痛みやしびれなどはすべて対象疾患です。
レントゲンやMRIでヘルニアがある、関節に変形があるといわれた方でも、AKAを行うと症状が良くなることを経験します。
次にAKAの禁忌疾患ですが、
①内臓の痛み(心筋梗塞など)
②神経系の異常が原因の痛み(帯状疱疹や本当の坐骨神経痛など)
③化膿性関節炎
④新鮮外傷(骨折、打撲や捻挫の初期)
⑤悪性腫瘍(癌など)などです。
5)治療頻度は?
治療頻度は2~4週間に1回です。
治療間隔が短すぎると、時々痛みなどの症状が悪化することがあります。
尚AKAを受けた後、次の治療までの期間は関節の動きを補助する治療を行います。
6)関節の問題について
もう少し詳しく説明します。
体の痛みの多くは関節の問題、関節包内運動の障害から起こることがわかりました。
では今までの痛みの原因と考えられていた腰痛や五十肩、膝の痛みはどのように説明すればいいのでしょうか。
3)で関節はすべてつながってひとつのはたらきをすると述べました。これらを説明していきます。
関節には以下のような決まりごとがあります。
関節機能障害の一番の原因になりやすい関節は骨盤にある仙腸関節です。この仙腸関節による腰痛が最も多いのです。
この仙腸関節が機能障害を起こすと、それは背骨の関節である椎間関節や肋骨と背骨の関節である肋椎関節に障害を起こします。
それらがさらに広がると手足の小さな関節に障害を起こします。
そしてこれらの関節の働きの異常はその関節だけでなく、遠くの関節にも影響します。
そのため仙腸関節を治療するだけで肩や膝の痛みが軽快することがあるのです。
つまり五十肩や膝の痛みの原因も仙腸関節を中心とした関節機能異常が原因なのです。
そのためAKAではまず仙腸関節の異常を直し、次に影響を受けている関節の治療をしていきます。
これが仙腸関節を中心とした関節のつながりの仕組みです。
7)AKAは診断にも、
とっても重要なのです。
ここまで関節機能異常による痛みについて説明してきました。
痛みには関節機能異常による機能的な痛みと器質的な痛みがあります。
器質的な痛みは椎間板ヘルニアや骨の変形で神経を刺激して生じている痛みや内臓からくる痛みがあります。
AKAで治療できるのは関節機能異常による痛みで、痛みの原因の約85%を占めています。一般に痛みの原因と考えられていた器質的な痛みは実際には少数なのです。
それではこれらを鑑別するためにはどうすればいいのでしょうか。機能的な問題はレントゲン検査やMRI検査をしても分かりません。
ここでもAKAが大きな役割を果たします。AKAを行い症状が軽快してくるようであれば、関節機能異常が原因と診断できます。
逆にAKAでよくならない場合、変形やヘルニアが痛みの本当の原因であり手術やブロックなどの適応と診断できます。
(今のところ関節の機能異常を診断する画像検査はありません。AKAが医療者に十分に受け入れられない原因のひとつとなっています。)
このようにAKAは診断・治療をすすめる上でまず初めに行うべき治療であることが分かります。
詳しい検査を受ける前にAKAによる診断・治療をすすめる大きな根拠となります。
尚当院では初めての診察時など必要時にレントゲン撮影を行いますが、これは骨折や悪性腫瘍などを除外するために行っています。
8)AKAを受ける上での
大きなメリットは何ですか?
患者様が病院を受診して嫌なことは何でしょうか。
待ち時間が長いこと以外に、注射や検査・薬などがあるかもしれません。
特にお子様は痛い注射や苦い薬を嫌がります。AKAが痛みの原因と診断を可能にしたことで、必要と思われていた薬や注射の多くが必要なくなります。
師匠の池畑先生は必要な薬や注射、検査が減少し、処方箋はAKA導入前の約40%になったと述べられています。
薬は後で述べます体の機能障害を治すのに必要ですから全く無くすことはできませんが、痛いからといっていたずらに痛み止めを長く処方されるという悪循環からは開放されると思います。
9)痛みの治療以外に
体の機能異常の治療も必要です。
痛みがある患者様を詳しく診察していると痛み以外にさまざまな体の不調があります。
例えば冷え性や不眠、便秘などです。また痛み止めを飲んでいる多くの患者様が高血圧や高脂血症、糖尿病などを合併しておられます。
これはいったいどういうことなのでしょうか?
痛みは関節の問題で起こります。池畑先生は病気ではなく関節の故障と言っておられます。
これと同じように体にも問題が起こりさまざまな症状を引き起こします。いわゆる体の機能の問題です。
そして体の痛みと体の不調はとても密接な関係にあり互いに影響しあっています。
冷え性の方では寒さが厳しいと痛みが強くなることをよく経験されると思います。体のどこかに痛みがおきると、気分が悪くなったり、食欲が落ちたり、眠れなかったりすることがあります。
交通事故のむち打ち症でひどい方などがその代表例ですが、多かれ少なかれ誰もが経験していると思います。
東洋医学ではこのような体の機能障害を未病と読んでいます。東洋医学ではこの未病を治す医師こそが名医と呼ばれています。
そしてこの体の機能障害はひどくなると本当の病気になりますので注意が必要です。
体の痛みも体の機能障害も元の原因は同じです。ストレスが大きな原因になっています。ストレスには肉体的なもの、精神的なものなどいろいろあり、これらが体に悪さをするのです。
後で述べますが仙腸関節の機能障害の分類で特殊型という最も難治性の状態でこの機能障害が強く関係しています。
池畑先生の研究により特殊型の患者様には高血圧や糖尿病などを合併している患者様が多いだけでなく、胃潰瘍や歯周病の合併、中耳炎・虫垂炎などの既往が多いことも分かっています。
それ以外にも自律神経失調の症状として冷え、易疲労性、睡眠障害、むくみ、めまい、発汗異常などが多いことも分かりました。
慢性的な痛みに悩んでいる患者様は特にこのような症状の合併が多く、ただ体の痛みを治療するだけでは不十分ということが分かります。
この体の機能障害を治療するために東洋医学の湯液理論である漢方薬や鍼灸理論が重要となります。
そのため当院ではAKA以外に東洋医学的治療として、漢方薬の処方や鍼灸理論による物理療法を行っているのです。
10)具体的なAKAの治療は
どのようにするのですか?
いよいよAKAの実際の治療について説明します。まず体を前後や左右に動かして、痛みや制限があるか診断します。患者様はどの動作でどの部位に痛みがあるかを教えてください。
次にベッドの上に上がり、仰臥位(仰向け)になります。ポケットの中のものは診察前に出しておき、ベルトをはずしておいてください。
下肢の挙上テスト(SLRテスト)、Fabere(ファベレ)テスト、Fadirf(ファダーフ)テストなどを行います(図3)。
その後、側臥位(横向き)になっていただき、股関節・膝関節を軽く曲げて、少し丸くなる感じでリラックスしていてください。
その状態で仙腸関節の治療を開始します(図4)。仙腸関節などの小さな関節を1~2mm動かしていきます。非常にソフトな力で精神を集中して行います。
患者様の中には触られているとしか感じないと言われる方もいらっしゃいます。
側臥位を交互に繰り返しながら治療を行います。側臥位の間に背骨の椎間関節も治療します。次に仰向けに戻っていただき効果を判定します。
効果があればSLRテストなどで足が良く上がるようになるだけでなく、張った感じや痛みが軽快します。症状が残っているようであれば必要な関節の治療を追加していきます。
治療効果が出ると直後より体の動きが良くなり、痛みも軽快します(図5)。AKA治療では痛い思いをしないですむだけでなく、すぐに効果を体験でき、痛みの鑑別診断・治療が可能となります。
このようにAKA治療は非常にすばらしいものですが大きな問題があります。私の挨拶でも述べていますが、非常に習得が難しいのです。
技術が未熟なものが行うと効果がないだけでなく、力が強すぎると逆に症状を悪化させることがありますので注意してください。
当院では日本関節運動学的アプローチ医学会認定指導医である私自ら行いますので安心してください。
尚日本関節運動学的アプローチ医学会認定専門医・指導医は日本関節運動学的アプローチ医学会のオフィシャルホームページ(
http://www.aka-japan.gr.jp/)に掲載されていますので参考にしてください。
残念ながら姫路市周辺には私しかおりません。
11)関節機能障害の分類をします。
AKAでは診察・治療を行った上で仙腸関節の機能障害を3つに分類します。
①関節機能障害型:関節がスムーズに動かないだけの状態で最も軽症です。1〜2回の治療で3週以内に治癒します。
②単純性関節炎型:関節に炎症が起きているタイプです。比較的強い症状を出すことがあります。
2週間から1ヶ月に1回の治療を続ける必要があり、約3~4ヶ月かかります。2ヶ月以内にAKAに対する反応が良くなります。
③特殊型(複雑型):最も治療の難しいタイプです。痛みやしびれが多くの部位に起こるだけでなく、自律神経症状や体質の問題も関係しているため、症状がとても複雑です。
2週間から1ヶ月に1回で約3~6ヶ月の治療機関が必要となりますが、再発することも多く、治癒しません。
このような診断・分類を行い治療していきます。当院では初診時に詳しい問診表を記載していただきます。
この問診表の結果とAKAによる治療状態から、具体的な治療期間・対処法などを、それぞれの患者様に応じて指導していきます。
12)治療効果を長続きさせるため、
どうすればいいですか?
①同じ姿勢を長く続けない。できれば1時間ごとにストレッチを心がけてください。
②同じ動作を続けない。できれば違和感が出始めた時点でストレッチや逆の動作をするようにしてください。
③ストレスをためないようにする。心と体はひとつで、どちらも大切です(東洋医学で心身一如といいます)。
池畑先生は体の痛みと体のさまざまの不調は同時に起きている機能障害で、互いに影響しあって同調していることを発見し、特殊型では以下のように肉体的、精神的過緊張加わって発症していると考えておられます(一部改変しています)。
肉体的ストレス
- 過剰な労働
- :いわゆる働きすぎ
- 過剰な運動
- :能力以上の運動(運動部での練習のやり過ぎなど) 医師より運動不足といわれ運動をしすぎること 痛みを直そうと思って運動をやりすぎること
- 少なすぎる運動
- :同じ姿勢を長く続けること
- 外傷
- :捻挫、打撲、骨折
ぎっくり腰(ぎっくり腰の正体は仙腸関節の捻挫です)
妊娠・出産に伴う仙腸関節の障害(妊婦さんや出産直後の育児中の方に腰痛がとても多い)
暴力的な治療による損傷(強すぎるマッサージや突発的な力を加える民間療法など)
- 手術
- :体質を考慮しない手術、必要以上の手術(腰椎の多数回手術症例などが当てはまると思います)
- 炎症性疾患
- :体質が大きく影響します(いわゆる炎症性体質)
- 病気
- :身体エネルギーの消耗
- 精神的ストレス
- :精神的な緊張(今の世の中でストレスのない人はいないと思われますが・・・)
- 過剰な意欲
- :がんばり過ぎること、脅迫観念(治療のためには~をしないといけないなどと強く思い込む)
痛みが長続きする方には思い当たるところがあると思います。過緊張・過剰が共通した問題です。
治療と予防には休息して緊張をほぐすことが何よりも大切となります。
私の師匠である池畑孝次郎先生の診療所は山口市にあります。私のホームページだけでなく、診察スタイルや説明の仕方、説明文書など多くが池畑先生の影響を受けて作られています。
ちなみに池畑先生や私の師匠でありAKAを開発された博田節夫先生の基本姿勢は
①体に触れてよく観察すること
②原因治療に徹すること
③医師の仕事は直すこと
だそうです。これは是非とも見習わないといけません。
13)最後に
今まで述べてきたように、検査を受けて特に異常がない、骨が変形している、または椎間板ヘルニアといわれたが治療効果が上がらない患者様は関節機能に異常がある場合が多いことが分かったと思います。
このような患者様は是非AKAを受けてみてください。
またAKAにより痛みやしびれが軽快するだけでなく、冷え性や便秘など自律神経失調による症状にもある程度効果があることが分かっています。
個人差はかなりありますが、冷え性、便秘、生理不順や生理痛などでお悩みの方も是非受けてみてください。
最近マスコミなどでの医療報道により医療不信が広がるとともに、いろんな民間療法が雑誌や広告などに掲載されているのをよく拝見します。
私もよく患者様からアガリスクはいいのかどうか、サメの軟骨やコンドロイチンを飲んでもいいのだろうか、業者や近所の人から電気治療器の購入をすすめられているのだがどうだろうか、などと質問を受けます。
これに関して100%正しい解答をできる人はいないと思います。これを飲んだら癌が治った、腰や膝の痛いのがうそのように治ったなどの情報を得ると誰でも試したくなると思います。
ただこれらの薬や治療に関してはまだきちんとした情報が無いと思います。いい面ばかりが強調され、悪い面がほとんど出てきていません。
自分の責任で考え判断するしかありません。大切なことは自分で決めて自分の責任で飲んだり治療を受けたりすることです。人にすすめられたから、という受動的なものはいけません。
人間の体には本来神様から与えられた治癒能力があります。最近はこの治癒能力が低下している人が多いようです。
この本来持っている治癒能力を引き出すことができれば癌が治ったり、痛みが消えたりすることは十分にあると思います。自分の責任で強い気持ちで薬を飲んだり治療を受けたりすることで治癒力が出てくるからです。
人からすすめられたからという理由では、この治癒能力が出てこないと思います。迷った場合は、よく主治医に相談してください。
またそのような治療をすすめる方には自分に副作用など何か悪いことが起こったときに責任が取れるかどうかしっかり聞いてください。副作用についてきちんと答えてくれない、または責任が取れないといわれたら、断った方がいいと思います。
医師は薬を処方して副作用が出た場合、責任を持って対処します。あたりまえのことですがきちんと対処してくれる治療の方がいいと思います。
私の友人で、池畑先生の弟子に今井一彰先生は内科の先生がいます。AKAを勉強しているだけでなく、色彩療法やO-ringテスト、自律神経免疫療法などさまざまな治療を行っています。非常に興味深い治療です。
AKA治療を受ける上での注意事項
①AKA治療ご希望の方は、なるべくズボンやパンツで受診してください(スカートはおすすめできません)。また身体に密着しすぎる服、窮屈な服での受診は控えてください。
②診察前にはベルトなどを外していただき、財布や携帯電話などポケットの中の物を出しておいてください。できれば治療でベッドにあがる前にズボンの前ボタンを外しておいていただけると助かります。
③単純関節炎型、特殊型と診断された患者様は、治療直後に一過性に症状が悪化したり、または症状が変わらず、2,3日してから軽快して来ることがあります。私が2,3日は無理しないでくださいとお話する患者様です。この間に無理をされますとすぐに再発するだけでなく、悪化することがありますので注意してください。
尚、AKAを受けられる日以外は関節の働きを補助する治療を行います。
AKAご希望の方は電話連絡で良いですのでなるべく、連絡を取ってから受診してください。今までに検査をいろいろ受けられた患者様はその検査資料があると診断に役立ちます。
お近くで困っている方がおられましたら、是非AKAをすすめてあげてください。